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都市対抗野球大会 1回戦―日本製紙石巻 惜敗
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2010/8/31
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第81回都市対抗野球大会の1回戦が30日、東京ドームで行われた。初出場の日本製紙石巻(石巻市)は、静岡県浜松市のヤマハと戦ったが2―4で惜敗。過去に3度同大会を制している強豪相手に一歩も引かず戦った選手たちに、スタンドからは惜しみない拍手が巻き起こっていた。
日本製紙の応援には、石巻市民をはじめ全国各地の同社関係者合わせて約1万2千人が駆け付けた。
プレーボールは午後2時。スコアボードには「石巻市対浜松市」の大きな文字が映し出された。先攻ヤマハの大迫力のエールが響き渡り、ドーム内は都市対抗野球独特の雰囲気に包まれた。
日本製紙が先発のマウンドに送ったのは主戦の久古投手。初回は失策のランナーを出したが三振を奪うなど、上々の立ち上がりを見せた。
エースの快投に応えたい攻撃陣は、一回裏の攻撃で阿部博が左翼への二塁打で出塁。大歓声で打席に迎えられた主砲小野寺の右中間への当たりが二塁打となり先制に成功した。
その後、逆転を許して2点差を追う六回には、阿部博が左翼本塁打で追撃ののろしを上げると、小野寺の右前安打、高橋の死球で一死一、二塁。この日最大の好機をつくったが、後続があえなくダブルプレーに倒れてスリーアウト。その後も何度かチャンスをつくり予選で見せた粘りの一端は見せたものの、得点には至らず初勝利をあげることは出来なかった。
先発久古はスライダーなどの変化球を効果的に使い、5回までを被安打2に抑える気迫の投球を披露した。しかし球威が落ちてきた六回に2本の本塁打を浴び降板。代わった森内も八回に柵越えを許すなど、失点の全ては本塁打によるものだった。
木村泰雄監督は試合後、「本来のつなぐ野球が出来なかった。石巻の方の声援を勝利に変えられず残念。今後もさらに交流を深めて地域と一緒に盛り上がっていければ」と振り返った。西尾俊介主将は「僅差での負けだったが、その差は大きい。さらなるレベルアップが必要。来年に向け練習に励みたい」と語っていた。
◇ストライクに歓声◇
試合開始前のセレモニーとして両市の代表が始球式を行った。石巻市では亀山紘市長と、石巻商工会議所の浅野亨会頭が登場。亀山市長が大きく振りかぶって投げると、ボールは真っ直ぐに捕手のミットに収まりストライク=B見事な投球に会場から拍手が上がっていた。
【写真】 初回で先制の二塁打を放つ4番小野寺選手
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