石巻日日新聞

片岡鶴太郎さん制作・寄贈 タイル画「女川讃歌」

石巻日日新聞 2016年12月24日(土)

 シーパルピア女川ハマテラスのオープンに合わせて23日、画家でタレントの片岡鶴太郎さんが制作したタイル画「女川讃歌」の除幕式があった。作品は同施設東側入り口に設置され、片岡さん自らが制作秘話や女川町への思いを語り、餅まきイベントなどで町民との交流を深めた。

 片岡さんはテレビ番組で町を訪れた際、「女川の作品を描いてみたい」と話していた。今回、シーパルピアに入店している「みなとまちセラミカ工房」(阿部鳴美代表)の協力を得て20センチ四方のタイル35枚を使って制作。縦1メートル、横1.4メートルの大作で、水揚げされたアンコウやアイナメ、キチジなど海の幸6種を独特のタッチで描いた。

 片岡さんは「タイルは絵と異なり、永久に見て触れられる。この絵と一緒に私の心もここにあり続けるので、女川の皆さんにはぜひ元気になってほしい」と激励していた。

【写真】完成した作品を披露する片岡さん

最終更新:2016年12月24日(土)

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