石巻日日新聞

聖夜には欠かせません 笑顔と夢届けるケーキ

石巻日日新聞 2016年12月24日(土)

 今夜は恋人たちや家族が楽しい時間を過ごすクリスマスイブ。石巻地方の各地でもこの日に向けてイルミネーションやイベントが実施され、商店ではサンタクロースの衣装に身を包んだ店員らが聖夜を活気づけている。

 この時期、大忙しなのが菓子店。石巻市わかばの釡出しパンとフランス菓子の店「えくれーる」では1千個以上のケーキの予約があり、24日も午前5時から4人のパティシエが総出で人々の笑顔を彩るケーキを手掛けていた。

 1番人気は毎年定番の「生クリームケーキ」とふんだんに盛り付けられたイチゴがうれしい「いちごの森」で、今年は小ぶりな5―6号が多く購入されているという。また、新商品であるイチゴムースの「フレーズノエル」も少人数で食べ切れるサイズが手頃で、好評だ。

 鶴岡次雄社長(63)は「箱から出した時に思わず笑顔になってもらえるようなケーキでありたい。ぜひ、クリスマスのテーブルで囲んで喜んでほしい」と話していた。

【写真】早朝からパティシエ総出でケーキ作りを進めていた(えくれーる)

最終更新:2016年12月24日(土)

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