石巻日日新聞

北上町にジャンボ門松 1月7日までライトアップ

石巻日日新聞 2016年12月29日(木)

 石巻市北上町十三浜のにっこりサンパーク入口前に26日、高さ約4メートルの「ジャンボ門松」2基が設置された。年明けの1月9日まで飾られ、7日までの夜間はライトアップも実施。迎春ムードを高め、帰省者の目を楽しませている。

 石巻観光協会が毎年行っている冬の風物詩で、今年で19回目。平成23年は震災の影響で見送られたが、24年以降は復興祈願の意味も込めて行っている。

 26日は、地元の建設業者らでつくる市災害防止協会北上支部(山内孝弘支部長)の会員約20人が設置作業に取り組んだ。円形の土台に地域の河川敷から刈り取った特産のヨシの束をいくつも巻きつけ、松の枝で飾り付け。それぞれの門松に「復興」「賀正」と記した幕を張って仕上げた。

 観光協会の阿部勝浩常務は「北上地区に帰省する人たちを出迎えようと旧町時代から続く大切な催し。地域の皆さんが来年も健康で安全な1年を過ごせますように、との思いを込めた」と話していた。

 期間中の門松のライトアップは夕方5時から翌朝7時まで。

【写真】幕を張り、門松を仕上げる会員たち

最終更新:2016年12月29日(木)

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