石巻日日新聞

ジャンボ学生服が登場 ヨーカドーあけぼの店

石巻日日新聞 2017年1月7日(土)

 イトーヨーカドー石巻あけぼの店の2階衣料品売り場の一角に、「ジャンボ学生服」が展示されている。きちんと袖を通すには平均的な中学1年生の約4倍の身長が必要という巨大な制服は、買い物客の注目を集めている。展示は3月中旬まで。
 展示は、品川屋(同市立町)と、カンコーブランドで知られる菅公学生服が共同で実施している企画。入学準備のシーズンに合わせて毎年展示しており、今年で7回目となる。
 通常の学生服の重さ約700グラムに対し、このジャンボ学生服の重さは7キログラム以上。着丈は210センチ、胸囲は310センチ、身長約6メートルの男子が袖を通せば〝ぴったり〟という規格外の大きさで、通りがかる買い物客たちは驚きの表情で見入っていた。
 展示会場には、各々の願い事を紙に書いて貼り付ける「梅ボード」も設置している。寄せられた紙は、学問の神様の菅原道真をまつる大宰府天満宮(福岡県太宰府市)で祈祷した後、奉納する。
 また同店では「新入学応援特別企画」と題し、学生服にまつわるクイズを実施中だ。店内で解答・応募でき、正解者の中から抽選で学生服またはイトーヨーカドーの商品券が贈られる。このほか学生服を予約した人には、特典や手さげバッグのプレゼントなどもある。
 品川屋の品川智広さんは「学生服の販売だけでなく、さまざまな面で子どもたちの夢や希望を応援していきたい。展示に訪れた際はぜひ梅ボードにもそれぞれの願いを託してほしい」と話していた。

【写真】インパクト抜群の巨大学生服に子どもたちも釘付け

最終更新:2017年1月7日(土)

新着記事