石巻日日新聞

震災から5年10カ月 河北署 尾崎で月命日捜索

2017/1/11
 震災から5年10カ月の月命日に合わせ、河北署は11日、石巻市尾崎で一斉捜索を行った。強風に小雪が交わる荒れた天候の中、署員たちは旧長面漁港に打ち上げられた流木などをくまなく調べ、不明者の手掛かりを探し求めた。

 10日現在、河北署管内では181人の行方が判明していない。住民から要望のあった箇所の捜索はすでに完了しているものの、同署では継続的に実施。今回は昨年捜索した同漁港の東側を重点的に再度捜索した。

 この日は同署の5人が、長面浦側から山道を通って捜索箇所へ移動した。道中も震災の津波で崩落したままの道路が残り、がけ崩れなども当時の状態。署員たちはレーキを使って高潮などで打ち上げられた流木や漁具を仕分けながら、衣類などが紛れ込んでいないか丁寧に探していった。

 同署では、「震災から5年10カ月が過ぎたが、当署管内では181人、県内では1200人の行方がわかっていない。望みを捨てず、不明者につながるものを見つけ出したい」と語っていた。

【写真】漂流物に手掛かりが紛れ込んでいないかを丁寧に捜索した

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