石巻日日新聞

管内の全日制平均0.96倍 トップは石巻工機械科1.18倍

石巻日日新聞 2017年1月14日(土)

 県教委は13日、平成29年度公立高校入学志願者の第2回予備調査結果を発表した。石巻地方の全日制8校13学科・コースの志願者は、総定員1640人を下回る1577人(男子774人、女子803人)。平均倍率は0.96倍となり、前回(11月)の調査時より0.03ポイント低く、前年同期より0.02ポイント高い。

 志願倍率が最も高いのは石巻工業機械科の1.18倍で、次いで石巻市立桜坂の普通科・キャリア探求コースが1.16倍、石巻工業土木システム科が1.13倍。前回調査でトップの倍率だった石巻西(普通科)は1.07倍だった。ほかに石巻(同)、石巻北(総合学科)が1倍を超えた。

 志願者が定員を下回ったのは5校7学科・コースで、前回調査で1倍を超えた石巻好文館(普通科)、石巻工業電気情報科、同建築科も定員を割っている。定時制は東松島普通科Ⅰ部(午前)の0.88倍が最高で、いずれも1倍を下回った。

 総定員の36%にあたる前期選抜は13日に出願が締め切られ、定員592人に対して810人(男子310人、女子500人)が出願。平均倍率は1.37倍で、前回調査時より0.2ポイント下がった。倍率は高い方から桜坂のキャリア探求が2.31倍、同学励探求が1.77倍、石巻1.63倍などとなっている。

 前期選抜は2月1日に実施され、9日午後4時に合格発表。後期選抜は21日からの出願受付で、最終日の24日に出願状況が公表される。学力検査は3月8日、合格発表は16日午後3時に各校で行う。

最終更新:2017年1月14日(土)

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