石巻日日新聞

石巻北高飯野川校 卒業式は「ありがとう」を胸に

2017/1/19
 石巻北高飯野川校の本年度卒業生たちが17日、卒業式で保護者に贈るブローチづくりを行った。デコクレイクラフト(粘土工芸)での制作で、生徒たちは一つ一つの作業に感謝の気持ちを込め作品を作り上げていった。

 同校では、仙台市のデコクレイクラフト教室の講師、妹尾文美子さんと生徒の野崎いみ子さんの協力を受けて3年前からブローチを制作。卒業式に生徒自身がブローチを身に付けて出席し、最後に保護者へ手渡すのが恒例となっている。

 本年度は4年生22人と、三修制を活用して必要単位を取得見込みの3年生4人が卒業する。17日は24人が制作にあたった。

 デコクレイクラフトで用いる発泡樹脂粘土は、乾燥させると軽くなり弾力性が出る。生徒たちは芯となるワイヤーに、薄く整形した粘土を重ねて貼り付け、バラの花の形を作った。それを粘土製のランや花のつぼみ、パールとともに土台となるブローチにあしらい、華やかな作品を完成させた。

 4年生で、春から仙台市の電子系専門学校に通うという高橋靖智さんは「親には迷惑をかけたこともあったが、進路も自分の希望に寄り添ってくれた。贈り物なので丁寧に作るよう頑張った」と感謝を口にしていた。

【写真】思いを込めて色鮮やかなブローチを作った

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