石巻日日新聞

宮水生乗せ宮城丸出港 いざ、学びの待つ大海原へ

2017/1/19
 宮城水産高校の生徒が乗る県海洋総合実習船「宮城丸」(日野浩之船長)の本年度第3次航海乗船式が19日、石巻港で開かれた。今回は海洋総合科機関工学類型の2年生27人と専攻科海洋技術科航海・機関コース計6人がハワイ南西海域などで60日間の実習に臨む。

 全校生徒や保護者が多数出席した式では同校の亀山勉校長が「学びと感動によって大きく成長した姿で石巻に帰ってきてほしい」と激励。日野船長は「他の高校生には得られない経験であることを自覚し、一日一日を有意義に過ごして、自慢できる実習に」と期待した。

 生徒会の音頭で見送りの生徒たちは力強くエール。それ応えて実習生代表で機関工学類型の阿部敬吾さんは「海洋関係産業を担う人材としてより深い知識を学び、仲間とともに成長して戻ってくる」と決意を述べた。その後、生徒たちを乗せた実習船がゆっくりと出港。保護者たちは水平線に消えゆく船体に手を振りながら見送った。

 同船には宮水生のほか、気仙沼向洋高校生4人が乗船。実習では機関保守管理やマグロはえ縄漁を学ぶ。今月30日に漁場到着予定で、約1カ月間操業。ホノルルに寄港の後、3月15日に気仙沼港で水揚げ、翌日に石巻へ戻る。

【写真】港を離れる実習生と見送りの保護者、生徒をカラーテープがつないだ

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