石巻日日新聞

力強い毛筆 整った硬筆 22日までナリサワ

石巻日日新聞 2017年1月20日(金)

 石巻地方の小中学生による「石巻地区書きぞめ展」が20日、石巻市駅前北通りのナリサワで始まった。訪れた保護者らが練習を重ねた児童生徒の作品を鑑賞している。22日まで。

 石巻教育研究会国語研究会が主催。2学期から冬休みにかけて子どもたちが書き上げた作品のうち、各市町で特選、金賞を受賞した毛筆651点と硬筆661点を展示している。

 会場には「大成」や「日光」など流れるような力強い筆使いの毛筆が並ぶほか、字の大きさや間隔がそろった硬筆が展示されている。来場者は、美しく「読みやすい文字」の前で足を止めてじっくりと見入っている。

 石巻市桃生町から訪れ高橋まみさん(36)は、長女の羽未ちゃん(中津山第二小3年)が硬筆で金賞、長男の大馳君(同1年)が硬筆で特選を獲得。「冬休み中に2人とも頑張った。来年も入賞を目指してほしい」と話し、子どもたちを応援していた。

 入場無料。開催時間は午前10時―午後6時。

【写真】子どもたちの力強い作品が並ぶ展示会場

最終更新:2017年1月20日(金)

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