石巻日日新聞

立町商店街に旗飾ろう 夢のまちフラッグPJ

石巻日日新聞 2017年1月27日(金)

 石巻市子どもセンター「らいつ」=同市立町=では現在、子どもたちが描いた絵を旗にして立町通りの街路灯に飾る「夢のまちフラッグ(通称・ドリフラ)」のプロジェクトを進めている。らいつ内で描くことができ、テーマは「こんな石巻になってほしい」。2月5日に締切り、3月11―18日の間に商店街で子どもたちによる未来への希望に満ちた旗が揺れる。参加無料。

 立町商店街では老朽化したアーケードを平成27年に撤去。開放感あふれる道の両側の歩道を整備したほか、街路灯を設置した。街路灯には昨年3月から、漫画家の石ノ森章太郎氏のキャラクターを施した旗を設置。6商店街に約300枚が掲げられている。

 今回のプロジェクトはこのうち、らいつのある立町周辺の旗50枚程度を対象とし、子どもたちの描いた理想の石巻の旗を掲示する。子どもたちが地域への愛着を深める機会とするとともに、市民によりよい石巻を考えるきっかけにしてほしいと実施する。

 早速、22日のらいつ3周年イベントの際も多くの子どもたちが参加。菓子店や花屋などたくさんの店でにぎわっている様子を描くなどし、自由なアイデアを形にしていた。

 らいつは午前9時半―午後7時に開館。祝日は休館となる。問合せはらいつ(電話23―1080)まで。

【写真】子どもたちが理想の石巻の姿を絵にしている

最終更新:2017年1月27日(金)

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