石巻日日新聞

水辺に「かわまち」の灯り 旧北上川右岸の堤防一部完成

2017/1/28
 無堤防地区だった石巻市中央の旧北上川沿いで、堤防の一部が完成した。にぎわいのある水辺を創出してまちづくりに生かす「かわまちづくり」として、川に親しめる遊歩道や背後の建物から開けた堤防一体空間が形成されている。27日には、遊歩道に設置されたライト付きボラード(杭)の点灯式が行われた。

 堤防の完成は、中央一丁目14・15番地区市街地再開発事業で建設された分譲マンションなどの複合施設「リバーサイドMOTOMACHI」沿い120メートル。今後、離島航路の発着所にもなる。

 国交省北上川下流河川事務所と石巻市は「かわまちづくり」として、市街地の復興まちづくりと連携した堤防整備を進めており、堤防高は複合施設の2階と同じ約4・5メートル。建物から川に向かって幅16メートルのオープンスペースになっており、水際にも開けた遊歩道がある。

 ボラードは同事務所と市が遊歩道の安全対策で設置し、センサーで日没から日の出まで自動で点灯する。27日は関係者による点灯式があり、カウントダウンを行った山口凌哉君(石巻小6年)は「きれいな光で温かい気持ちになる。川辺が完成して、友達と遊べるのがうれしい」と笑顔で話していた。

【写真】水際と遊歩道の境界を示すボラードに明かりがともった

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