石巻日日新聞

垣根越えたハーモニー 石巻地区吹奏楽祭

石巻日日新聞 2017年1月30日(月)

 平成28年度石巻地区吹奏楽祭(石巻地区吹奏楽連盟主催)が29日、東松島市コミュニティセンターで開かれた。石巻地方の小学校から一般まで計31団体が参加。単独演奏のほか団体の垣根を越えた共演も繰り広げ、音楽の楽しさを会場に届けた。
 吹奏楽祭は同連盟(会長・伊藤俊石巻西高校長)に加盟する団体が一堂に会する年に一度の恒例行事。演奏を評価する通常のコンテスト形式ではなく、ハーモニーを楽しむことを重視している。
 幕開けには石巻専修大学シンフォニックウインドオーケストラが登場。幅広い世代にファンを持つジブリ作品から久石譲作曲の「五月の村」「さんぽ」などをメドレーで披露した。
 なかでも人気を集めたのは複数団体による演奏で、矢本二中と石巻西高、Capris Akaiは「愛燦燦」「時の流れに身をまかせ」などの歌謡曲メドレーで客席を楽しませた。
 最後は釜小、万石浦小、万石浦中、石巻商業がAKB48の「365日の紙飛行機」などを披露。本格的なクラシックから人気のポップスまで、さまざまなジャンルの曲目で訪れた人たちを満足させた。

【写真】迫力ある演奏で会場を楽しませた

最終更新:2017年1月30日(月)

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