石巻日日新聞

釜小の音色 日本一に輝く こども音楽コン 文科大臣賞

2017/2/1
 「TBSこども音楽コンクール」の最終選考会(音源審査)が1月29日に東京都内で開かれ、石巻市立釜小学校の特別クラブ音楽部が小学校重奏の部において、全国で最も優秀な学校に贈られる「文部科学大臣賞」に輝いた。県代表校の同賞受賞は平成16年以来で、石巻地方では初めてとみられる。児童たちは使用楽器を市内の中学校や高校から借りたり、県外の支援団体からの寄贈を受けて練習を重ねてきた。快挙達成に指導者や支援者、保護者に感謝するとともに、喜びをかみしめている。

◆打楽器六重奏で快挙
 同コンクールは昭和28年に始まった歴史ある大会。64回目となる本年度は全国の1649校から約4万8千人が出場した。小中学生を対象に学年、学級、クラブを問わず出場が可能で、合唱、重奏、管楽合奏など人数や使用楽器で異なる小中学校各6部門がある。

 釜小特別クラブ音楽部は昨年9月、宮城県地区大会で優秀賞、10月の東北大会では最優秀賞を獲得し、音源をもとに審査する全国大会(最終選考会)へ進出した。

 全国7ブロックの代表校の中でも最高賞に選ばれた釜小のメンバーは、6年生の大和優月さん、三浦淳寛さん、伊藤真菜さん、4年生の狩野らんさん、今野美久さん、阿部モアさんの6人。打楽器六重奏「『イントロダクション&ダンス』No.1」が日本一の演奏と評価された。

 顧問の藤坂雄一教諭は「地域や保護者、支援してくれる皆さんの支えや理解があって取り組める活動。これからも子どもたちには人とのつながりを大切にして、豊かな心で演奏してほしい」と話し、今後の成長に期待を込めていた。

 授賞式は今月25日、東京オペラシティコンサートホール=東京都新宿区=で開かれ、受賞校に松野博一文部科学大臣が表彰状を贈る。同部も出席し記念演奏を披露する予定。

 メンバーの大和さんは「まさか日本一になれるなんて思っていなかった。夢のような舞台に立てるので、感謝の気持ちを持って演奏してきたい」と話していた。

【写真】受賞を喜ぶ特別クラブ音楽部の児童たち

最新ニュース