石巻日日新聞

中川翔子さんが曲紹介 クラシックからドラクエまで

石巻日日新聞 2017年2月13日(月)

 NHK交響楽団(N響)のメンバーによる弦楽四重奏コンサートが6日、東松島市コミュニティセンターで開かれた。人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」の楽曲もあり、女優、声優などで幅広く活躍する中川翔子さんが曲紹介を務めた。

 コンサートは同センターの主催。第一バイオリンと第二バイオリン、ビオラ、チェロで構成する弦楽四重奏は、オーケストラ音楽をコンパクト化した形式。1部はモーツァルトからビートルズナンバーまでを演奏し、満席の聴衆を弦楽の奥深い世界へといざなった。

 2部は昨年30周年を迎えたドラゴンクエストから序曲、戦闘のテーマ、ドラクエ3のエンディング曲「そして伝説へ」などゲームの世界観を表現した。

 ゲストの中川さんは、近作で「アリーナ」の声優出演もしており、会場ではファン垂ぜんのせりふも披露。「心の冒険の書をひも解いて一緒に楽しみたい」と語った。
 また、第一バイオリンの齋藤真知亜さんは「月日が経っても忘れることはない」と述べ、復興支援ソング「花は咲く」を披露した。

【写真】中川さんとN響メンバーがコラボした

最終更新:2017年2月13日(月)

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