石巻日日新聞

「光」あふれる雄勝へ 1千枚の石絵で壁画

石巻日日新聞 2月18日(土) 配信

 石巻市復興まちづくり情報交流館雄勝館=同市雄勝町上雄勝=で1千枚の雄勝石を使った壁画の展示会「1000のひかり」が行われている。「1000」は雄勝地区の現在の居住者数。絵や文字が書き込まれたさまざまな大きさの雄勝石をパズルのように組み合わせ、復興への希望を感じられるよう漢字の「光」を表現した。

 展示会を主催しているのは、同館と地域住民による雄勝まちづくり協会。同協会は平成25年から毎年、「1000」をテーマに展示会や催しを開催してきた。本年度は運営するオーリンクハウスで昨年5月、約1カ月にわたって雄勝石を使ったワークショップを実施し、来訪者に願いや希望、お気に入りのデザインなどを描いてもらった。

 その後、雄勝石絵作家の齋藤玄昌實さんの監修で1千枚の石絵を組み合わせ、約1.5メートル四方の「光」の壁画を完成させた。

 石絵は花や笑顔、船などデザインのほか、「早寝」や「ラブ&ピース」など手がけた人のそれぞれのメッセージ、石の形を生かしたものなど個性的だ。色のバランスを考慮して仕上げた「光」の一文字は、住民や地域に縁がある人たちに復興への希望を感じさせている。

 同館の畑山泰賢さん(35)は「住民の方はもちろん、帰省や観光、支援などで雄勝を訪れた人たちも含めて多くの思いが込められた作品。ぜひ見ていただきたい」と話していた。

 展示は3月13日まで。時間は午前9時―午後5時。毎週火曜休館。入場無料。問合せは同館(電話25-6028)。

【写真】光を表現した作品を熱心に見る来場者

最終更新:2月18日(土)

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