石巻日日新聞

日中友好協が春節祝賀会 さらなる親交の1年へ

石巻日日新聞 2017年2月21日(火)

 石巻在住の中国出身者や国際交流に携わる人々による「春節祝賀会」が19日、石巻市山下町の中国料理店北園で開かれた。旧暦における正月であり、中国の最も重要な祝日である春節(1月28日)を祝うとともに、石巻と中国の互いの発展を願った。
 石巻地区日中友好協会(白井省三会長)が、30年ほど前から催す行事。今回は日中国交正常化45周年記念を冠して実施した。同協会関係者や石巻市内の中国出身者、女川町の水産加工会社に勤める研修生ら計約40人が参加した。
 開会式で白井会長は「来年は日中平和友好条約締結40周年にも当たる。中国からさらに多くの人に石巻へ来てもらい、友好につなげたい」とあいさつ。来賓代表で中国駐新潟総領事館の蒋春雷領事は「今後も手を携え、日中友好、地方民間交流に努力していく」と話した。
 その後は春節前日に花火を打ち上げる中国の習慣にならい、クラッカーを鳴らして会食へ。中国料理を囲んで親睦を深めるとともに、ビンゴゲームなどで和やかな時間を過ごした。

【写真】クラッカーを鳴らし、祝賀の雰囲気を盛り上げた

最終更新:2017年2月21日(火)

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