石巻日日新聞

春の予防運動1日スタート 桃生 先駆けてパレード

石巻日日新聞 2月28日(火) 配信

 春の全国火災予防運動が3月1日から全国一斉に始まる。7日までの期間中、石巻地区消防本部も各消防団や婦人防火クラブ、幼年消防、自治体と連携し啓発活動を展開。火災のない安心安全なまちづくりの実現に向け、住民への意識の共有を図る。
 春の運動は火災の発生リスクが高まる3―5月に向けて、住民の防火意識の浸透を図るのが目的。期間中は(1)寝たばこの禁止(2)ストーブの適正利用(3)調理時の火の元確認(4)住宅用火災警報器の設置・点検(5)防炎品の使用(6)住宅用消火器設置(7)近隣所の協力体制確立―の7点を重点に広報啓発を図る。
 運動期間中はさまざまな行事が予定されており、初日の3月1日には、石巻市と同市消防団河北地区主催の防火パレードが行われる。河北幼稚園幼年防火クラブ員らが飯野川商店街を練り歩くほか、石巻地区消防音楽隊も震災後初めて参加。子どもたちの元気な「火の用心」の掛け声を、軽快な音色で盛り上げる。
 また運動に先駆けて今月26日、石巻市消防団桃生地区団(佐々木卓也地区団長)などが桃生総合支所を発着点に「春季防火パレード」を実施した。出発式の後、団員らが消防車両7台に乗り込み、2班で地区内を巡回。住民に火災予防を訴えた。
 佐々木団長は「空気が乾燥するこの季節は火災が発生しやすくなる。農作業などで火を使う機会が増えるため、地域の人々の防火意識を高めていく」と話していた。
 昨年1年間に石巻地方で発生した火災は68件。昭和46年の本部発足以来過去最少となった平成27年の64件をやや上回った。27日現在の管内の出火件数は13件(昨年同期比3件減)となっており、石巻地区消防本部では、「枯草火災なども発生している。火の取り扱いには、屋内外問わず十分注意してほしい」と呼び掛けていた。
 期間中のイベントは次の通り。
 ▽1日=河北地区防火パレード・一日消防署長(午前9時半、河北総合支所)▽5日=イートくんイ~ナちゃん一日消防署長・大型店舗店頭での予防啓発活動(同10時半、イオンタウン矢本内ザ・ビッグ)女川町消防団防火パレード(同8時40分、女川小学校)文化財火災防御訓練(同9時、葉山神社)石巻市消防団牡鹿地区団防火パレード(同8時50分、旧牡鹿公民館駐車場)

【写真】出発式では団員らが防火に対する意識を確認した(26日、桃生総合支所前)

最終更新:2月28日(火)

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