石巻日日新聞

松本大学へ感謝の会 大街道小学校

石巻日日新聞 3月6日(月) 配信

 石巻市立大街道小学校(大谷友宏校長、児童220人)で、震災直後から継続して行われてきた松本大学=長野県松本市=の学生たちによる学習支援が3日に最終回を迎えた。それを前にした2日には、児童たちから同大学へ感謝を伝える会が開かれた。
 松本大学は、石巻市大手町出身の木村晴寿教授が教壇に立つ縁から同市での支援活動を展開してきた。大街道小では、発災直後の避難所開設などに始まり、カウンセラー訪問、児童を松本市に招いてのキャンプなどを継続的に行った。
 学習支援は「放課後学習会」の名称で1回当たり2日間を月に1、2度のペースで実施。学生有志が放課後に学習指導を行ってきたほか、休み時間や行事活動などでの交流にも力を注いだ。
 学習会は23年の初年度から、当時の1年生が卒業するまでの6年間をめどに続けた。今月2―3日の学習会がその最終回となるため、大街道小が感謝の会を開いた。
 この日は木村教授や学生12人が大街道小を訪問。会には全校児童が出席し、代表で淀泰介君(6年)が「支援をしてくれるのが松本大学で本当によかった。また石巻に遊びに来てください」と感謝を込めた。
 その後、各学年からメッセージを記した記念の品を贈呈。松本大学の宮坂絢子さん(3年)と小山愁平さん(同)は「皆さんと多くのかけがえのない時間を過ごし、成長する姿を見守れてよかった。学習会は終わるが、ずっと応援している」と感慨を述べた。
 同大では、今後も大街道小への支援活動を続けていくという。

【写真】手作りの感謝の品を送り、握手を交わす児童と学生たち

最終更新:3月6日(月)

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