石巻日日新聞

石巻市長選 青木氏が立候補を表明 市民の声聞く市政提唱

石巻日日新聞 2017年3月14日(火)

 元東北大学非常勤講師の青木満里恵氏(62)が13日に石巻市役所で記者会見し、任期満了に伴う石巻市長選(4月16日告示、23日投開票)に無所属で立候補することを正式に表明した。前回市長選に続き2度目の挑戦となる青木氏は「私なりに石巻が心配であり、市民とともに良いまちにする」と決意を述べた。

 青木氏は若者などさまざまな世代の声を反映させる市政を重視。現場の声を聞く「動く市長室」の復活を唱え、市民の思いを実現する「市民ファースト(市民第一)」を主張した。また、石巻の魅力を生かした産業、観光の振興や子育て環境の改善、集会所を使いやすくするなどのサークル活動への支援を訴える。

 青木氏は昭和30年東京都生まれで、旧石巻市長を同47年から3期12年務めた青木和夫氏(89)の長女。市内で小学2年から中学1年までを過ごし、宮城一女高、北海道大文学部卒業。東北大で30年間、留学生に日本語を教えた。

 市長選には現職の亀山紘氏(74)、元市議会議長の阿部和芳氏(57)、市議の黒須光男氏(69)が立候補を表明している。

【写真】立候補への決意を語る青木氏

最終更新:2017年3月14日(火)

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