石巻日日新聞

東松島市長選2017 3氏3テーマで持論展開 公開討論会

2017/4/6
 東松島市長選挙(16日告示・23日投開票)に立候補予定の3人に政策課題を問う「市政公開討論会」が5日、市コミュニティセンターで開かれた。復興政策の優先順、産業再生、未来の環境の3テーマに対し、それぞれが施策や持論を展開した。

 討論会は石巻青年会議所(宇都宮光博理事長)主催。市長選に出馬表明した県議の渥美巖氏(69)=自民・公明・民進推薦=、ともに元市議の木村清一氏(67)、五野井敏夫氏(63)が顔をそろえ、会場は有権者で満席となった。進行は東北大大学院の河村和徳准教授が務めた。

 渥美氏は「ハード事業は避難道路整備、ソフト事業は心の復興を重視し、現市政を継承する。産業は三陸道矢本PA付近に製造販売を兼ねた農産品加工施設を造る。幼児教育の無償化を国に訴え、小学校低学年からの英語学習を支援する」と話していた。

 木村氏は「住宅再建と生活再建を進め、矢本消防署は新築移転を計画する。産業は後継者育成に向けた先進地派遣制度導入と、従来のように市、松島基地共催の航空祭に戻す。総合福祉プラザ整備、子育て支援センターの土日開催で保育・幼児教育の強化」と語った。

 五野井氏は「絆の再構築と有事の一時避難所の見直し、移転元地の再利用を図る。産業は地引き網など観光漁業の推進、ビール園誘致、ボート類の係留地創設を目指す。市職員のフレックスタイム導入で窓口サービス向上を図るなど民間視点を導入する」とした。



 市長選が選挙戦となるのは12年ぶり。東松島市で討論会が開かれるのも今回が初めてとなった。同市赤井の女性(62)は「3人の話を聞き比べて託したい人が決まった」と一票の重さを感じていた。

【写真】テーマに基づき、限られた時間内で発言した

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