石巻日日新聞

震災、少子化の影響拍車 石巻地方 10、11日入学式

石巻日日新聞 4月7日(金) 配信

 石巻地方で平成29年度に新入学する小学1年生は1409人、中学1年生は1610人となることが2市1町の教育委員会への取材で分かった。ともに普通、特別支援学級を合わせた人数で、入学式までに変動する可能性はあるが、前年度実績(28年5月1日)との比較では、小学校が23人、中学校は58人減少した。全児童数は262人、全生徒数は254人減。各校の入学式は10-11日に実施する。東日本大震災後の内陸部への人口移動は依然として続いており、特に旧河南町や桃生町内一部の小学校では入学者数が増加した。

【石巻市 新雄勝は小中計7人】
 石巻市の小学校は35校(休校の荻浜含む)で、大須と雄勝の統合閉校により前年度より1校減った。3月1日現在、荻浜を除く全校で新1年生を迎える予定で人数は計1045人(前年度1038人)。中学校も大須と雄勝の統合閉校で1校減の全19校となり、本年度は1202人(同1225人)の1年生が入学する。

 小学校の新入生は多い順から蛇田(125人)、向陽(80人)、釜(71人)。旧町では鹿又(54人)が最も多い。

 27年度に門脇を統合した石巻は36人で、新市街地の形成が進む渡波は45人と3年連続で40人台となった。

 また、大須と雄勝の統合で生まれた新・雄勝小は3人で、東浜(2人)、大川(6人)、桃生(9人)、鮎川(5人)、大原(4人)、寄磯(2人)の7校が1桁となった。

 中学校は蛇田(201人)、河南東(106人)で新入生が多い。本年度から6年間の仮設プレハブ校舎生活を終え、新築移転校舎へと移る渡波は3番目に多い100人。新・雄勝中には4人が入学予定だ。

 全学年を合わせた児童生徒数は小学校6566人(前年度6783人)、中学校3755人(同3932人)となり、いずれも200人近く激減する。

【東松島市 鳴瀬未来は生徒数増加】
 東松島市の小学校数は8校で、4月1日現在、前年度より約27人少ない331人が入学の見込み。

 最多は矢本東(75人)、次いで矢本西(61人)、鳴瀬桜華(46人)。昨年度に野蒜と宮戸の統合によって誕生した宮野森は19人。

 中学校は全3校で、前年度より35人減の入学生は359人の予定。それぞれ矢本一が159人、矢本二は115人、鳴瀬未来は85人と依然として生徒数に偏りはあるものの、その差は小さくなっている。

 全学年を合わせた児童生徒数は小学校2117人(前年度2146人)、中学校1151人(同1214人)となる。

【女川町 児童生徒数ともに微減】
 女川町は震災などの影響で25年度から小中1校ずつの配置となっており、小学校は33人(前年度36人)、中学校は49人(同49人)が入学予定。いずれも前年度と同程度で、全児童生徒数は小学校200人(同216人)、中学校146人(同160人)と微減しそうだ。

最終更新:4月7日(金)

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