石巻日日新聞

雄勝に小中併設校開校 2学期から大浜の新校舎で授業

石巻日日新聞 4月10日(月) 配信

 東日本大震災の影響などにより、石巻市雄勝地区の4校の統合で誕生した併設校「雄勝小学校・雄勝中学校」の開校式が9日、旧大須小学校の体育館で開かれた。児童生徒計41人は、1学期は大須小の既存校舎で学び、2学期からは雄勝町大浜地区に整備される小中併設の新校舎に通う。

 新たな雄勝小・中校は昨年度閉校した旧雄勝小と大須小、旧雄勝中と大須中をそれぞれ統合し、小中併設校として開校した。式には児童生徒や職員、関係者ら約200人が出席。2校の校旗を授与した市教育委員会の阿部邦英委員長は、式辞で「夢や希望を掲げ、歴史の第一歩を築いてほしい」と語った。

 小中両校の菅原美樹校長は「地域とともに歩み、発展していく。4校の歴史を大切にし、温故創新の心で雄勝の風を吹かせ、新しい雄勝小、中学校をつくっていきたい」と抱負を述べ、校歌の作詞・作曲者、校章の制作者に感謝状を手渡した。

 児童生徒の代表あいさつでは、雄勝小6年の伊藤歩輝さんが「雄勝の自然をめいいっぱい楽しみたい。これまでの伝統も継承していく」、雄勝中3年の阿部春さんは「歴史的な瞬間に立ち会えて誇らしさを感じる。笑いの絶えない学校にしたい」と誓った。

 入学式は10日に行われ、雄勝小は新入学児童3人を加えた計20人、雄勝中は生徒4人が加わって計21人でスタートを切った。児童生徒の多くは通学バスなどで登校し、2学期からは新校舎で学ぶ。

【写真】新たな校歌を歌う児童生徒たち

最終更新:4月10日(月)

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