石巻日日新聞

大塩ふれあい花まつり 桜と地域の交流会 節目の30回

石巻日日新聞 2017年4月18日(火)

 桜を眺めながら住民同士が交流を深める恒例イベント「第30回大塩地区ふれあい花まつり」(同実行委主催)が15日、東松島市立大塩小学校の校庭を会場に開かれた。地域住民らは開花したばかりの桜を眺めながら、飲食やステージ発表を楽しみ、会話にも花を咲かせていた。

 まつりは午後4時に開幕。オープニングでは大塩小児童の鼓笛隊パレードが披露され、華やかな演奏が会場に活気を呼び込んだ。開会式のあいさつで木村政敏実行委員長は「まつりも30回の節目を迎えた。住民同士の親睦と融和をさらに深め、たくさん楽しみましょう」と話し、阿部秀保市長も祝辞を述べた。

 特設ステージでは、切れ味の良いヒップホップダンスや軽快なジャス演奏、笑いと驚きに満ちた南京玉すだれなどが各団体・個人による多彩な出し物が次々と披露された。特別ゲストには石巻地方で活動する奇術師じゃがりこさん(28)も登場。奇想天外なマジックショーを繰り広げ、客席を盛り上げていた。

 会場には焼きそばやたこ焼きなどの屋台もずらりと並んだ。校庭のソメイヨシノは開花したばかりで2、3分咲きの具合だったが、春らしい陽気となり、まさに宴会日和。来場者たちは酒を酌み交わすなどしながら、互いの交流を深めた。

 フィナーレでは全長約80メートルのナイアガラ花火が点火され、まばゆい光の滝が会場を照らした。

【写真】元気な鼓笛隊演奏でオープニングを飾った大塩小の児童たち

最終更新:2017年4月18日(火)

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