石巻日日新聞

復興のモデル市 掲げ初登庁 東松島・渥美市長が就任

石巻日日新聞 5月1日(月) 配信

 4月23日執行の東松島市長選で初当選した渥美巖市長(69)が5月1日に初登庁した。市役所前で職員に迎えられ、花束を受けた。阿部秀保前市長から託されたのは若手に配慮した人材育成。職員訓示で渥美市長は「全体の奉仕者として市民のために働いてほしい」と、風通しの良い職場環境を求めた。
 東松島市では3期12年務めた阿部前市長の引退を受け、12年ぶりに市長選が選挙戦となり、新人3人が三つ巴の戦いを展開。阿部市政の継承を訴え、県議を6期22年務めた渥美氏が元市議の2人を抑えて圧勝した。
 渥美市長の任期は4月29日から始まり、黄金週間の前半を挟んで5月1日に初登庁した。庁舎前には市職員約200人が拍手で出迎え、女性職員から花束が手渡された。
 庁内で職員に訓示した渥美市長は「阿部市政を継承し、22年間の県議時代で培った太いパイプを生かして政策を進める。市民の幸せのために全力を注ぎたい」と述べた。
 さらに「市役所は市民にとって関心のある場であり、心のよりどころ。あいさつを含めた対応が大切」などと常に市民の目線を持つことを求め、「できないことを羅列するのではなく、一歩前に進んでほしい。東松島市は沿岸15市町の中で復興のモデル市を目指していく」と方向性を示していた。
 渥美市長は選挙戦で阿部市政の継承、復興加速、企業誘致と働く場の創造を柱に「復興モデル市」づくりを提唱。7つの公約には商工・観光振興、子育て支援、パークゴルフ場を使った健康増進、松島基地との共存共栄などを掲げている。

【写真】花束を受け取り笑顔で応える渥美市長

最終更新:5月1日(月)

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