石巻日日新聞

太陽サンサンあす小満 日和山公園のツツジ見頃に

石巻日日新聞 2017年5月20日(土)

 あす21日は二十四節気の「小満(しょうまん)」。万物が次第に成長し、天地に満ち始める頃とされる。太陽の光は徐々に強さを増し、夏に向かって気温も上がってくる。
 抜けるような青空が広がった20日、石巻地方は各地で25度を超す夏日となった。午前中の最高気温は石巻市桃生で29・2度(11時46分)を観測。7月下旬から8月並みの暑さとなった。
 そんな中、同市の日和山公園では市花であるツツジが見頃を迎え、多くの人たちがその鮮やかさを楽しんでいる。公園内にはヒラドツツジやキシツツジなど10種類、457株が植えられており、赤や白、紫といった色とりどりの美しさが広がっている。
 石巻市内に実家のある三浦克之さん(61)=北海道網走市在住=は「日和山公園は子ども時代によく遊んだ思い出の場所。ツツジの美しさを楽しみながら、復興の進ちょく状況を見ていきたい」と話していた。ツツジは来週まで楽しめそうだ。
 仙台管区気象台によると来週の始めまでは晴れが続き、気温も高めで推移するが、それ以降は気圧の谷の影響で曇りが多くなり、気温も平年並みになるという。

【写真】日和山公園には、色とりどりのツツジを楽しむ人たちが訪れている(20日午前9時ごろ)

最終更新:2017年5月20日(土)

新着記事