石巻日日新聞

都市対抗野球大会 日本製紙石巻 4年ぶりの初戦突破ならず

ホンダ熊本に敗戦

石巻市 スポーツ 石巻日日新聞 7月17日(月) 15時07分 配信
初戦敗退を喫し、悔しさをにじませる日本製紙ナイン

 第88回都市対抗野球大会(14―25日)が東京ドームで開幕し、東北第1代表の日本製紙石巻(石巻市)は大会3日目の16日にホンダ熊本(大津町)と対戦した。先発の塚本峻大から継投で大量失点を防いだものの、打線の援護が得られず0―4で敗北。4年ぶり2度目の初戦突破とはならなかった。スタンドに集まった大応援団は悔しがりながらも、気迫あふれるプレーを見せてくれたナインに惜しみない拍手を送った。

 東京ドームには、石巻地方の住民をはじめ、日本製紙本社社員や関連企業などから約8千人が駆け付け、大応援団を編成。青いタオルを掲げ一塁側から右翼側スタンドまでを青一色に染めて声援を送った。イニング間の応援合戦では、石巻市の観光PRキャラクターいしぴょんといしぴぃ、宮城県のむすび丸も登場したほか応援団による大漁踊り、チアリーダーのアクロバットなダンスで盛り上げた。

勝利を願って大声援を送る地元からの応援団
勝利を願って大声援を送る地元からの応援団

 試合は馬城文雄日本製紙(株)社長による始球式後にプレーボール。日本製紙先発の主戦塚本投手は打たせて取る投球で3回までを無失点に抑えるも、その後は不運な安打が続き2失点で降板。打線は初回と終盤を除き毎回得点圏に走者を進めながら、あと一本が遠かった。スタンドではチームが好機を迎える度にドームいっぱいに広がる歓声や拍手を送り、試合後は「おつかれさま」などとねぎらいの声をかけていた。

 都市対抗本大会で初めて指揮をとった前田直樹監督は「塚本らは良く投げてくれた。(得点圏でのサインや継投時期など)自分の采配ミスが多かった」と振り返り、「多くの方の大声援に応えられず申し訳ない。被災地同士の戦いということもあり、強い石巻の名をもっと全国にPRしたかった」と悔しさをにじませていた。

 日本製紙石巻の夏は終わったが、秋にはもう一つの大舞台、「日本選手権大会」が控えている。チームは“日本一”の目標に向けて今週から再始動する。

タグ:日本製紙,野球
最終更新:7月17日(月) 17時00分

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