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休耕田でブルーベリー栽培…東松島市西福田の武田さん
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2008/7/24
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東松島市西福田の兼業農家武田久義さん(56)が、休耕田を利用して栽培しているブルーベリーが収穫期を迎えた。ブルーベリーは鳴瀬地域の振興作物に指定されており、転作作物として作付した場合に交付金が大豆や麦なみに優遇される。手間がかかる収穫作業も地域の労働力が期待でき、集落営農組織も興味を持っている。
武田さんは6年前から、「ブルーレイ」「ブルータ」など6品種のブルーベリー250本を栽培。このうち180本は3年ものの苗木を購入し、昨年自宅近くの休耕田を土壌改良して植えた。出荷できるまで5年ほど成長を待たなければならず、収量が増える来年からの本格出荷を目指している。今年は6月下旬から7月いっぱいまで、1日置きに2キロほど摘み、石巻青果市場へ試験的に出荷したほか、地域住民に配った。
東松島市の鳴瀬地域水田農業ビジョンでは本年度から、ブルーベリーをマコモダケなどに並ぶ地域振興作物に指定。ブルーベリーについては地域水田農業推進協議会で要件を決め、高価な苗木の購入費用を支援できるよう検討している。今のところ武田さんだけの取り組みだが、地域のモデルとして期待。鳴瀬地域では、遊休地に景観形成作物のコスモスを植える3つの集落営農組織があるが、推進協議会は収益の見込めるブルーベリーの導入を呼び掛けている。
武田さんは「ブルーベリーは目に良いと聞き、知人の収穫を手伝ったのがきっかけ」という。今後はジャムを作ってJAの直売所で販売することや、地域振興のイベントも検討。「米価が下がり、減反は今後も進む。無農薬で育てるブルーベリーは除草や次々実がなる収穫が手間だが、集落で取り組むにはいい」と話していた。
写真
ブルーベリーを摘む武田久義さんと妻の令子さん
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