にっぽん丸 初寄港
2010/7/29

 国内屈指の大型豪華客船「にっぽん丸」が29日、石巻港に初寄港した。大手埠頭では歓迎を込めた「石巻港サマーフェスタ」が開かれ、入港セレモニーでは消防音楽隊による演奏やシージェッター海斗の水上ショーなどが行われた。今夜は午後9時から出港セレモニーがあり、1千本のペンライトと打ち上げ花火で岩手県釜石港に船首を向ける客船を見送る。


 フェスタは石巻地方2市1町で構成する石巻港大型客船誘致協議会(会長・亀山紘石巻市長)の主催。商船三井客船(株)=東京都=のにっぽん丸(2万2472トン)は、横浜港から乗客約400人を乗せ、石巻港には正午近くに接岸された。


 入港セレモニーは、石巻地区広域行政事務組合消防音楽隊の演奏で始まり、歓迎式典では亀山市長が「農業、水産が盛んで風光明美な石巻にようこそ。2市1町で大歓迎します」とあいさつ。白川光晴船長らに花束と雄勝硯の記念品が手渡され、にっぽん丸からは2市1町の首長に返礼の盾が贈られた。


 停泊中のにっぽん丸では終日、観光&物産展が開かれており、石巻地方の地場産品や縁日メニューを売り出す出店が並んだ。午後からは16倍を超す公開抽選で当たった76人が船内を見物し、海の別世界≠コンセプトにした優雅な姿に関心を寄せていた。


 午後6時30分からはライトアップされた客船の前で演奏演舞が行われ、石巻地方の伝統芸能が披露される。出港セレモニーは同9時から開き、会場で1千本のペンライトを無料配布し、3色の光の波を作って釜石港に向う客船を見送る。


 石巻地方限定で売り出した市町民クルーズの参加者も乗船しており、船が港を離れたころ西浜地区からはスターマインや連発など120発の花火を打ち上げる。




 【写真】 にっぽん丸を背に入港セレモニーが開かれた

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