節系だし≠ェ決め手…B―1グランプリ初出場へ試食選考
2010/9/4

 石巻が発祥の茶色い焼きそばは、削り節系のだしが決め手―。石巻茶色い焼きそばアカデミーは2日夜、石巻市あけぼのの飲食店八鶏飯蔵で、初出場となる全国ご当地グルメの祭典「B―1グランプリ」で勝負する焼きそばのだしの選考を行った。アカデミーの会員5人のほか、アドバイザーとして丸平かつおぶし=石巻市門脇町=の阿部真也社長が出席。ムロアジ節、サバ節、サンマ節、カツオ節の配分を変えた4パターンのだしを用意し、それぞれを使った茶色い焼きそばを試食した。

 「だしの香りはするが、味が薄い。これでは売れない」「暑い屋外だから、客はしょっぱい味を求める」などの意見があり、どこまで味をつけるかを熱く議論した。2つのパターンに絞り込み、だしの濃さを変えて再び試食。最終決定には至らなかったが、「出汁が濃い方が、初めて石巻の焼きそばを食べる人に伝わりやすい」ということで一致した。


 5回目となるB―1グランプリは、神奈川県厚木市で今月18、19日に開催され、全国から過去最多の46団体が出展。主催者側は30万人の来場を見込む。


 アカデミーは11、12日、青森県黒石市の焼きそばサミットにも出展。店頭でだしの仕込みを演出して客を呼び込み、B―1用に考えただしの評判をうかがう。さらに直前の14日午後5時30分から、石巻駅前にぎわい交流広場でB―1出陣式を挙行。市長や市議、観光関係者を招き、全国へ打って出る石巻焼きそばの味を確認する。


 アカデミー事務局の島英人さんは「茶色い焼きそばのアピールポイントは、めんの中にとじこめただしのうまみで、ソースはあくまで好み。一人でも多くの人に分かってもらい、5千食完売を目指す」と語った。




 【写真】 4パターンのだしを用いてB―1に出展する焼きそばの味を確かめた
Olive Diary DX Ver1.0