石巻高から東大現役合格 20年ぶりの快挙
2017/3/22

 石巻高校(小松敦校長)の本年度卒業生が東京大学の文科二類に現役合格した。合格したのは河南東中出身の男子生徒で、進学後は経済を中心にした社会科学全般を学ぶ。同校から東大への現役合格者は平成8年度以来20年ぶりで、浪人合格者を含めても平成14年度入試以来15年ぶりの快挙となった。
 21日には在校生に向けた卒業生代表の合格体験発表があり、東大に合格した男子生徒をはじめ、国公立大学の一般前期選抜や公募推薦、指定校推薦での合格者、さらに国家公務員内定者の計9人が登壇。それぞれ進路選択と勉強への向き合い方を語った。
 発表した卒業生たちは「夜は苦手だったので朝早く起きて勉強した」「目標を明確にすると足りない部分が見えてくる」「受かった時のイメージを持つとモチベーション維持につながる」「先生をもっと頼りにしてほしい」などと後輩たちにアドバイスした。
 このうち東京大学に進学が決まった男子生徒は「ロールプレイングゲームのように経験値を貯めて、ボスを倒す感覚で受験を楽しんだ」と会場を沸かせ、受験で大切なこととして「各大学が求めていることに応える。そのためにも過去の試験問題を見るなどして傾向を知る必要がある」と話した。
 受験がマラソンに例えられることについては、「それは違うと思う。なぜなら受験にはフライングはない。他より早く歩き出せば、楽しみながら1位でゴールすることもできる」と早い時期からの目標設定が重要であることを分かりやすく伝えた。

【写真】卒業生が自身の受験勉強などの経験を後輩たちに語りかけた
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